【13社】シルクスクリーン印刷の価格を徹底比較！

シルクに対応しているサイトの中で

最安はどこだろう…

のぼり旗のシルク印刷が可能な専門店や印刷サイト、13社の価格を徹底比較しました！

近年はインクジェット・フルカラーでの制作が主流になりシルクに対応していないサイトも多い状況ですが、シルクスクリーン印刷で「大量かつ激安に」制作したい方・コスト抑制を検討している方は必見です。

のぼりシルクスクリーンの大量印刷に関して、徹底的に調べてまとめてみました！

全13社！比較表はこちら

条件：シルク印刷（1色/2色） / 60cm×180cmサイズ / ポンジ・ポリエステル生地 / 周囲ヒートカット / チチ付け /完全データ入稿 / 通常納期

1枚あたりの価格（税込み）で比較しています。

比較的安い価格の場合赤字としています。

空欄はサイトに価格の掲載が無い枚数です（500枚以上はお問い合わせ下さい、等）。

なお、この13社はGoogle検索・Yahoo検索で表示された自然検索・広告掲載の結果を中心に、価格表が明記されており現在も運営されているサイトから選んでいます。

結局、どのサイトが安い？

結論から言うと…

300枚ならのぼりストア（プロモットコーポレーション株式会社）が安く

1,000枚の大量印刷はのぼりマート（のぼりマート株式会社）が安い

（500枚の場合は1色ならのぼりマート、2色ならのぼりストアが安い）

という結果になりました。※2022年1月現在

2社ともサイト上にハッキリと激安価格が明記されています。のぼり関連のキーワードで検索結果の上位に出てくるサイトではありますが広告は出稿していないようで（調査時点）、価格の優位性があることからネット広告を出していなくても発注依頼が多くあると予想されます。

※調査時何度も検索やサイト訪問を繰り返しましたが、この2社は検索連動型広告やリターゲティング・ディスプレイ広告の表示はありませんでした

それでは、色数・印刷枚数別に詳しく各サイトの価格や会社名・所在地・特徴等を見ていきたいと思います。

シルク1色で300枚印刷するなら？

1色300枚印刷の場合、安いのはのぼりストア、のぼりマート、のぼり本舗.comの順でした。

その他のサイトも多くは300円台で目立って大きな価格差があるとは言えないかもしれません。むしろダイレクト・インクジェットのフルカラー印刷と比べると13社全てかなりお値打ちかと思います。

ちなみに「1色」というのは白は含まないため実質2色の表現（白+黒、白+黄など）となります。

シルク1色で500枚印刷するなら？

1色500枚印刷の場合、最安はのぼりマート、2番目がのぼりストアでした。

なお、ワールドPOPは301枚以上の印刷を「見積」と表記しており、サイト上では価格が明記されていませんでした。

印刷枚数が増えると各サイト同様のパターンが増えてきますが、記載が無い=対応不可、ということではないと思われますので、メリットを感じるサイトには問合せをしてみるのが良いかもしれません。

ただし、価格が明記されている=日常的に注文がある・対応に自信がある、と考えられますので、価格表を出していることは安心材料のひとつかと思います。

シルク1色で1,000枚印刷するなら？

大量ロット1,000枚の場合はのぼりマートが最安で、半数は価格が明記されていませんでした。

価格を掲載しているサイト全てが1枚あたり200円台と、非常に安価で制作可能です。

1色（白+1色）ということで表現の幅は限られますが、シンプルなデザインであれば激安でオリジナルのぼり旗の印刷が可能です。

シルク2色で300枚印刷するなら？

2色300枚印刷の場合、安いのはのぼりストア、のぼり本舗.com、のぼりマートの順でした。

最安がのぼりストアである点は1色300枚と変わらずでした。各社、1色→2色になることでおおよそ30円～ほどは価格が上がるようです。また、販促メーカーは単色での印刷に特化しており2色の対応については記載がありませんでした。

なお「2色」とは白は含まないため実質3色の表現（白+黒＋黄、白+黄＋赤など）です。

シルク2色で500枚印刷するなら？

2色500枚印刷の場合、最安はのぼりストア、2番目がのぼりマートでした。

のぼりストアは1枚あたり200円台とかなり安くなっています。

シルク印刷ということで元々大量印刷が前提であるからか、500枚であってもほぼ全てのサイトが金額を明記しています。

シルク2色で1,000枚印刷するなら？

1色の場合と同じく、大量ロット1,000枚の場合はのぼりマートが最安でした。

その他のサイトも全てが1枚あたり200円台と、非常に安価で印刷することが可能です。

2色（白+2色）ということでやや表現の幅は広がり、デザインの工夫次第で大きくのぼり制作のコスト削減が出来るかもしれません。

最安【小～中ロット】のぼりストアについて

今回調査した中で、300枚・2色500枚の印刷で激安価格となっているのが「のぼりストア（プロモットコーポレーション株式会社」です。

完全データ入稿シルク印刷のぼり旗の価格表はこちら。

見積りはトップページ右上の「お見積りはこちら」から行えます。

なお、完全データ入稿以外にも「おまかせプラン」「セミオーダープラン」が用意されています。

シルク印刷は初めてでデータ作成に不安がある…という方は全ておまかせのプラン（5,500円）や一部変更のセミオーダー（2,200円）を利用することが出来ます。

デザイン費用はかかりますが、もしこれまでフルカラーダイレクト・インクジェット印刷で制作していたのぼり旗をデザインの工夫でシルクで印刷可能であれば、抑制コストに比べればデザイン費は微々たるものかと思います。

シルク印刷の特徴
シルクスクリーンプリントという顔料インクを使った大型のオート捺染機で印刷をします。デザインに使用する色の数ごとに版を作製する必要があるため、色数が増えるごとに価格が高くなります。たくさんののぼり旗を作りたい場合、色数の少ない（特1色～特4色）デザインにすることで、フルカラー印刷よりも低コストに生産することができます。

※白色は色数には含みません。生地の色で表現されます。
※単色での表現となります。ぼかしやグラデーションは再現できません。

https://www.noboristore.com/order/silk/

最安【中～大量ロット】のぼりマートについて

1,000枚・1色500枚の印刷で最安となっているのが「のぼりマート（のぼりマート株式会社）」です。

完全データ入稿シルクスクリーン・特色のぼりの価格表はこちら。

見積りはトップページ右上の「お見積り・ご注文」から行えます。

大量ロットの激安印刷を実現できるのは、完全自社完結型の商品製造ラインがあるからとのことです。

工場直結であることは、中間マージン等が無く安いという点以外でも納期や品質面でも一定の安心感があります。

お値打ち価格で「高い品質の」のぼり旗を提供できる仕組みが、のぼりマートにはあります。

自社完結・専門店の強み
デザイン・印刷・2次加工まですべて自社で完結しており「中間費用等が一切発生しない」ことが、品質を追及しながら販売価格に還元することができる大きな理由です。

自社工場でシルクスクリーン印刷・フルカラーダイレクトプリントどちらも柔軟に対応可能ですので、オリジナルのぼりの大量生産も安心しておまかせください。

また、「自社完結型の」のぼり専門店としてデザインのサポートや複雑な仕様の制作も、長年のノウハウと共にしっかりと対応させていただきます。

https://www.nobori-mart.net/campaign/

シルクスクリーン大量印刷まとめ

オリジナルのぼり旗のシルクスクリーン印刷について、小～中ロットなら「のぼりストア」、中～大量ロットなら「のぼりマート」が最も安いという結果になりました。

ただし、必要な縫製加工や生地変更・オプションや、納期や配送希望等によっては必ずしもこの2サイトが最適とは言い切れませんので、制作内容や予算に合わせて問合せ・相見積もりを行うのが良いかと思います。

また、今回は色数が少ないシルク印刷での比較でしたが、フルカラーや写真印刷が必要な場合はダイレクト・インクジェットプリントでの価格比較が必要になりますので、よろしければこちらの調査結果もご覧ください。

【20社】ダイレクト・インクジェット印刷の価格を徹底比較！

オリジナルのぼり旗の制作が可能な専門店や印刷サイト、20社の価格を徹底比較しました！ダイレクト・インクジェット印刷は100枚までならnobori.netが安く、300枚以上の大量印刷はのぼりマートが安いという結果に。各サイトの価格をまとめて掲載！

no-hikaku.com

2022.01.04

N社員

▼書いた人▼

広告・印刷関連 / ライター / ECサイトを中心にwebに関する全般

風にゆれるのぼりを街で見ると動画広告を見ている気分になります

のぼり旗（幟旗）の仕様・用語など

シルク印刷とは？

色ごとに「版」を作り、1色ずつ重ねて印刷する方法です。

1～2色など色数が少なく・かつ大量生産の場合は特におすすめです。

鮮やかな色で、裏抜けも良く後ろからでもメッセージが伝わります。

フルカラー・ダイレクト印刷とは？

色数を気にせず、写真やイラスト等を自由に印刷できます。

年賀状をインクジェットプリンタで印刷するようなイメージです。

工場では通常「印刷後に高熱をかけて」発色・定着させています。

シルクで3色以上やフルカラーは無理？

価格は上がりますが、各サイト3色4色も対応しています。

また、シルクでも「4色分解のぼり」ならフルカラー表現が可能です。

ただし写真等はインクジェットの方が綺麗に仕上がります。

のぼり旗のサイズは？

よこ60cm×たて180cmが一般的なサイズです。

少しスリムな45cm×180cmも人気です。

街でよく見るのぼり旗の大半はこのどちらかかと思います。

のぼり旗はどんな素材？

のぼり旗は「布」で制作されています。

大半はポンジと呼ばれるポリエステル系の生地で出来ています。

ポンジの2倍ほどの厚みのトロピカルも選ばれることが多いです。

周囲ヒートカットとは？

衣服や布製品と同様、のぼり旗も周囲がほつれてきます。

「熱を加えて」周囲をカットすることでほつれを防げます。

このヒートカットではなく、端を折り返して縫う三巻補強もあります。

チチって何？

ポールを通すわっかの部分で、チギレ・チギリとも呼ばれます。

通常は左チチ仕様（左に5つ・上に3つ）です。

チチを付けずに端を袋状に縫う「棒袋加工」もあります。

完全データ入稿とは？

そのままですぐに印刷できる状態で入稿することです。

各サイトのテンプレに従い、イラストレーター等で準備します。

修正不要なデータで入稿すれば追加のデザイン費等もナシです。

納期はどれくらい？

枚数等にもよりますが、通常は各サイト数日程度です。

完全データ入稿もしくはデザイン確定後から、数日です。

数百枚のロットになると別途相談のところも多いようです。