【20社】ダイレクト・インクジェット印刷の価格を徹底比較！

のぼり旗の制作サイト、色々あるし広告もたくさん。

結局どこがお得なのか分かりづらい…

オリジナルのぼり旗の制作が可能な専門店や印刷サイト、20社の価格を徹底比較しました！

まだまだ実店舗や外出の状況が厳しい中ですが、のぼり印刷やリニューアルをご検討の際に少しでもお役に立てることができれば幸いです。

のぼりフルカラーの大量印刷に関して、徹底的に調べてまとめてみました！

全20社！比較表はこちら

条件：フルカラーダイレクト・インクジェット印刷 / 60cm×180cmサイズ / ポンジ・ポリエステル生地 / 周囲ヒートカット / チチ付け /完全データ入稿/通常納期

1枚あたりの価格（税込み）で比較しています。

比較的安い価格の場合赤字としています。

空欄はサイトに価格の掲載が無い枚数です（300枚以上はお問い合わせ下さい、等）。

なお、この20社はGoogle検索・Yahoo検索で表示された自然検索・広告掲載の結果を中心に、価格表が明記されており現在も運営されているサイトから選んでいます。

結局、どのサイトが安い？

結論から言うと…

100枚までならnobori.net（有限会社ヒウチ・エヒメ）が安く

300枚以上の大量印刷はのぼりマート（のぼりマート株式会社）が安い

という結果になりました。※2022年1月現在

2社とも他の検索上位サイトと比べやや古いつくりのようなイメージはありますが、サイト上に激安価格が明記されており、価格の優位性があることからネット広告を出していなくても印刷依頼が多くあると予想されます。

※調査時何度も検索やサイト訪問を繰り返しましたが、この2社は検索連動型広告やリターゲティング・ディスプレイ広告の表示はありませんでした

それでは、印刷枚数別に詳しく各サイトの価格や会社名・所在地・特徴等を見ていきたいと思います。

のぼり旗10枚を印刷するなら？

10枚印刷の場合、安いのはnobori.net、印刷通販グラフィック、のぼり屋さんドットコムの順でした。

nobori.netが唯一700円台で、その他も800円台と格安なサイトが並びますが100枚以上の大量印刷時ほどの価格差は無いようです。

小ロットの場合は送料も気になるところですが、nobori.netは送料無料、印刷通販グラフィックも送料無料（2,000円以上で1か所無料）、のぼり屋さんドットコムは1,000円（東京の場合。11,000円以上で無料）でした。

のぼり旗100枚を印刷するなら？

100枚印刷の場合、安いのはnobori.net、のぼりインターネット、のぼりマートの順でした。

小ロット印刷時と比べて、100枚～となると各社価格差が大きくなってきます。10枚印刷時と同様にnobori.netが最も安く、10枚では2番目・3番目ではなかったのぼりインターネット、のぼりマートが100枚印刷時ではお得になっています。

なお、短納期を強みとしているのぼり急便Zは100枚以上の印刷を「お問い合わせください」としており、サイト上では価格が明記されていませんでした。

さらに300枚～と印刷枚数が増えると各サイト同様のパターンが増えてきますが、記載が無い=対応不可、ということではないと思われますので、メリットを感じるサイトには問合せをしてみるのが良いかもしれません。

ただし、価格が明記されている=日常的に注文がある・対応に自信がある、と考えられますので、価格表を出していることは安心材料のひとつかと思います。

のぼり旗300枚を印刷するなら？

300枚印刷の場合、安いのはのぼりマート、のぼりインターネット、Citto+!（チットプラス）の順でした。

10枚・100枚では最も安かったnobori.netは「別途お問い合わせください」となっており、サイトでは価格が案内されていない状態でした。また、大量ロット対応の調整等が必要であるからか、複数の会社が価格の記載無しとなっています。

のぼり旗500枚を印刷するなら？

500枚印刷の場合、安いのはのぼりマート、のぼり旗本舗の順でした。

のぼりキング、のぼり旗工房、のぼり印刷.comなど広告出稿が強くサイトのつくりがキレイな会社も上位に来ています。

300枚と比べて、価格を明記しているサイト数は同じですがボリュームディスカウントがあまり無く価格に変動が少ないサイトもあるため順位の入れ替わりが見られます。

のぼり旗1,000枚を印刷するなら？

大量ロット1,000枚の場合はのぼりマートが最安で、そもそもサイト上で対応可能・価格が明記されていたのが3社のみでした。

1,000枚～の大量印刷となると案件の数も限られてくるかと思いますが、価格差が合計金額に大きく影響するだけでなく、納期や品質との兼ね合いで信頼して任せられるかどうかも重要になってくるかと思います。

あらかじめサイトに明記されていることで信頼度合は高くなりますが、コスト面でかなりインパクトが出る部分ですので「別途問合せ」となっているサイトにも相見積もりを行うのが良いかもしれません。

【小～中ロット最安】nobori.netについて

今回調査した中で、10枚・100枚の印刷で激安価格となっているのが「nobori.net（有限会社ヒウチ・エヒメ）」です。

完全データ入稿フルカラーのぼり旗の価格表はこちら。

見積りはトップページ右上の「お見積り依頼」から行えます。

なお、サイトを見ると「当ホームページからのご注文が一番安く」「当店最安値にてお見積り」とあります。

これは楽天市場やヤフーショッピングにも支店があるため、各店で比較すると自社サイトが一番安い、という意味だと思われます。

そのため基本的には自社サイトでの見積りがオススメですが、タイミングによっては楽天市場のスーパーSALE・マラソン・買い回りや、ヤフーショッピングの5のつく日・いい買物の日・超PayPay祭などでポイント還元やクーポン利用を加味すると、各モールで注文した方がお得になるケースがあるかもしれません。

【オリジナルのぼり旗・幕をご注文のお客様へ】
当ホームページからのご注文が一番安くお得です！（弊社ご提供サービス中、最安値保証！）
安心してご注文ください！

オーダーメイドオリジナルのぼり旗・横断幕・懸垂幕のご注文は、
価格表または商品カテゴリーよりご希望のサイズ・枚数をお選びいただき、ご注文手続きを行ってください。後ほど専任担当者よりのぼり旗作成についてご連絡させていただきます。

格安だけの通信販売と言われないよう、激安価格でも安心してのぼり旗を制作していただけるようしっかりサポートさせていただきます。ご不明な点がございましたら、ご購入前でもお気軽にお問い合わせください。
また、価格表にないサイズや枚数・昔ながらのシルクスクリーン印刷ご希望のお客様は、お気軽にお見積りご依頼ください。当店最安値にてお見積りいたします。

https://www.nobori.net/

【大量ロット最安】のぼりマートについて

300枚・500枚・1,000枚で最安となっているのが「のぼりマート（のぼりマート株式会社）」です。

フルカラーダイレクトプリントのぼりの価格表はこちら。

見積りはトップページ右上の「お見積り・ご注文」から行えます。

大量ロットの激安印刷を実現できるのは、完全自社完結型の商品製造ラインがあるからとのことです。

工場直結であることは、中間マージン等が無く安いという点以外でも納期や品質面でも一定の安心感があります。

お値打ち価格で「高い品質の」のぼり旗を提供できる仕組みが、のぼりマートにはあります。

自社完結・専門店の強み
デザイン・印刷・2次加工まですべて自社で完結しており「中間費用等が一切発生しない」ことが、品質を追及しながら販売価格に還元することができる大きな理由です。

自社工場でシルクスクリーン印刷・フルカラーダイレクトプリントどちらも柔軟に対応可能ですので、オリジナルのぼりの大量生産も安心しておまかせください。

また、「自社完結型の」のぼり専門店としてデザインのサポートや複雑な仕様の制作も、長年のノウハウと共にしっかりと対応させていただきます。

https://www.nobori-mart.net/campaign/

フルカラー大量印刷まとめ

オリジナルのぼり旗のフルカラー印刷について、小～中ロットなら「nobori.net」、大量ロットなら「のぼりマート」が最も安いという結果になりました。

ただし、必要な縫製加工や生地変更・オプションや、納期や配送希望等によっては必ずしもこの2サイトが最適とは言い切れませんので、制作内容や予算に合わせて問合せ・相見積もりを行うのが良いかと思います。

また、今回はフルカラーのダイレクト・インクジェット印刷での比較でしたが、シルク印刷に対応しているサイトではより安価に制作することも可能ですので、色数などクリエイティブの内容によってはシルクスクリーン印刷の検討もしてみてはいかがでしょうか。

※シルクの価格調査・比較も行いました

【13社】シルクスクリーン印刷の価格を徹底比較！

コスト削減にインパクト大！のぼり旗のシルクスクリーン印刷に対応しているサイト、13社の価格を徹底比較！300枚ではのぼりストアが安く、1,000枚の大量印刷はのぼりマートが安いという結果に。各サイトの価格をまとめて掲載！

no-hikaku.com

2022.01.05

N社員

▼書いた人▼

広告・印刷関連 / ライター / ECサイトを中心にwebに関する全般

風にゆれるのぼりを街で見ると動画広告を見ている気分になります

のぼり旗（幟旗）の仕様・用語など

フルカラー印刷とは？

色数を気にせず、写真やイラスト等を自由に印刷できます。

年賀状をインクジェットプリンタで印刷するようなイメージです。

工場では通常「印刷後に高熱をかけて」発色・定着させています。

シルク印刷とは？

色ごとに「版」を作り、1色ずつ重ねて印刷する方法です。

1～2色など色数が少なく・かつ大量生産の場合は特におすすめです。

鮮やかな色で、裏抜けも良く後ろからでもメッセージが伝わります。

のぼり旗のサイズは？

よこ60cm×たて180cmが一般的なサイズです。

少しスリムな45cm×180cmも人気です。

街でよく見るのぼり旗の大半はこのどちらかかと思います。

のぼり旗はどんな素材？

のぼり旗は「布」で制作されています。

大半はポンジと呼ばれるポリエステル系の生地で出来ています。

ポンジの2倍ほどの厚みのトロピカルも選ばれることが多いです。

周囲ヒートカットとは？

衣服や布製品と同様、のぼり旗も周囲がほつれてきます。

「熱を加えて」周囲をカットすることでほつれを防げます。

このヒートカットではなく、端を折り返して縫う三巻補強もあります。

チチって何？

ポールを通すわっかの部分で、チギレ・チギリとも呼ばれます。

通常は左チチ仕様（左に5つ・上に3つ）です。

チチを付けずに端を袋状に縫う「棒袋加工」もあります。

完全データ入稿とは？

そのままですぐに印刷できる状態で入稿することです。

各サイトのテンプレに従い、イラストレーター等で準備します。

修正不要なデータで入稿すれば追加のデザイン費等もナシです。

納期はどれくらい？

枚数等にもよりますが、通常は各サイト数日程度です。

完全データ入稿もしくはデザイン確定後から、数日です。

数百枚のロットになると別途相談のところも多いようです。